我家から釧路湿原の塘路湖元村キャンプ場までは400Km以上、6時間半掛かります。
今年のGWに二泊三日予定で行ったときは
みぞれが降って川は下れず・・・。
寒さに負けて一泊で帰る辛い思いをしました。
一泊は厳しかったので今回は金曜夜出発、
帯広のビジネスホテルに一泊して土曜に釧路を目指します。
土曜日、天気予報通り釧路は 雨が降らなければOKですね。
12時に塘路元村キャンプ場到着。
ここはカヌーのスタート地点として有名な場所です。
先着はファミリー4人が1組横浜ナンバーの車でした。
夏休みの旅行でしょうか。
早速、テント設営とカヤックの組み立てです。
レボルームも綺麗に張れるようになりましたよ^^v。
やっと缶ビールで一息、
途中釧路のスーパーで買った北海シマエビは今が旬、味が濃くとても美味~。
その後塘路湖を少しカヤックで散策
湿原の湖は濁ってました。
明日は5時起きなので早めに就寝。
日曜日、朝からです。
本日の予定
車を細岡カヌーポート(本日の目的地)に置きに行く
↓
AM6:28細岡駅発JRで塘路駅まで戻る
↓
塘路駅からキャンプ場まで徒歩15分
↓
塘路湖から川下りへ
(単独で川下りをする時はみなさんJRを使用しているようです。
いろんな方のブログを参考させてもらいました。)
まずは入川受付BOXへ用紙に記入し投函、
どうか無事に下れますように
(誰にお願いしてるの?^^;)
さあ、いよいよ初めての川下りに出発、わくわくします。
塘路湖からアレキナイ川を通って釧路川を目指します。
あら不思議、アレキナイ川へ向かってまるで道のように水草が分かれてます。
川に入ってすぐ国道、JRの橋の下をくぐり
こんな倒木もある細いところを通ります。流れも無く穏やかですが緊張します。
そして
少し臭いもします^^;
いつもは湖しか漕がないので細かな操船は気にしたことがありませんでしたが、
このような障害物を避けながら通るには確かな操船技術が必要だと感じました。
左右を考えながら操作しているようじゃここは大丈夫でも、流れの速い川はとても無理ですね。
30分後いよいよ釧路川へ合流です。
ついに来ました、
こんにちは釧路川ー。
一気に川幅が広くなり、視界が開けます。
流れは人が歩く程の遅いスピード(4~5Km/h)ですが、水量は豊富です。
聞こえるのは川のせせらぎ、鳥の声とパドルが水を叩く音。
両側には古代から続く湿原と森。
自分達が自然と一体化した感じがします。
湖と違って川は漕がなくても勝手に進みます。とっても不思議な感じがします。
そして漕ぐととっても早い。
ガーミンで情報をチェックすると、
残距離5、5Km、現在のスピード9Km/h
Mack「やばい、このまま漕いだらあと40分で到着するよ。漕ぐの止めて」
yuu 「わかったけど・・・・」
yuu 「何か暇だね・・」
Mack「せっかくの川を少しでも長く楽しみたいから」
yuu 「ねぇ、漕がなかったら川下りじゃなくって、川で流されるだけになっちゃうよ」
でも、コーナーだけはしっかりパドリングして方向を定めます。
1時間経過くらいから霧雨が少し強くなり、気温も16度と上がりません。
yuuは寒くなってきたようです。
今回は丹頂を見ることはできませんでしたが
大鷲?とカワセミには会えました。(写真はありません)
2時間も連続してカヤックに乗り続けたのは初めてで、1時間くらいでお尻が痛くなりました。
みなさんは何か工夫してるのでしょうか?
初めての川の旅は天気が悪いながら、最高に楽しめました。
自然に感謝、カヤックって本当に素晴らしい。
今度は青空の下で川下りしたいですね。
そんなこんなで今までで一番満足できたキャンプとなりました。
本日の行程、 1時間56分、移動距離10,14Km、平均速度5,3Km/hでした。
車でキャンプ場に戻り雨中の撤収です。
雨撤収はいつも大変です。
すべての物がずぶ濡れ、明日は家で乾燥作業しなきゃね。